原子力、地球温暖化の行き着く先

2013/11/04

地球気候をメインに研究する科学者達によれば風力や太陽光によるエネルギー確保だけでは地球温暖化進行を止められないという。化石燃料による空気汚染を解決する唯一の方法は安全な原子力に頼るしかないとサポートを要請した。
気候異常変動の恐ろしさを警告する4人の研究家によるグループが今週の日曜日(11月3日)世界中の有力な環境保護グループに原子力が地球温暖化を止めるカギになるという内容の手紙を送ったという。手紙を送ったのはNASAの元研究者James Hansen氏、Carnegie研究所のKen Caldeira氏、Massachusetts工科大学のKerry Emanuel氏、オーストラリアのAdelaide大学のTom Wigley氏らの4人だった。
地球温暖化の深刻さは年々増しておりエコシステムへのダメージが大きくなる中、そのカギと言われている原子力導入に賛成する派と反対する派の間対立がずっと続いている状態だ。反対する意見がほとんどだが。再生可能な新型エネルギー源への希望も大きい。
手紙にも新型エネルギー開発について触れており、"安定的に稼動し、消費者のニーズにこたえる低価格で必要とされる電力を提供できるまでに相当な時間が必要だ。
その間も二酸化炭素排出量の上昇、地球温暖化もどんどん進行するので技術の力でも対応しきれない状態になってしまう。その前に手を打たねばならない"と述べた。
特にHansen氏は地球温暖化の研究を30年以上前からしており、1988年にした彼の証言がアメリカの国会で議論対象になるなどこの分野の有力者の一人でもある。しかし、Hansen氏はWhite Houseの前で環境関連抗議デモを行ったとして先週の火曜日逮捕されている。Emanuel氏によれば、彼らは再生可能なエネルギー源に反対しているのではなく、エネルギー問題を解決できない現状を現実的に見て理解してほしいという。
化石燃料により空気汚染が原因でおきている地球の温度が上昇する現象はこの60年間ずっと上がり調子。CO2排出量をできるだけ早く止めるか、減らさないと地球規模で深刻な環境問題を引き起こすと各国の科学者達は謳っている。2011年だけでも、CO2排出量が3%上昇したというデータもある。その原因は、中国やアメリカといった大量生産国だ。
Hansen氏は手紙を通じて各国の科学者達に対して次のようによびかけた、"深刻な状態になりつつある。化石燃料は悪い、再生可能なエネルギーにする必要があると簡単に言うだけでは不十分。新型エネルギー源の研究の一環として安全な原子力によるエネルギー開発が重要。これを受け入れてもともと広げていくべき"。
それに対してハーバード大学の博士でエネルギー問題について研究しているStephen Ansolabehere氏、"環境問題に対して原子力というものはいつも分裂をよぶ。でも、この手紙は人々に難しい選択肢に迫られていることを認識させる"とコメントした。
また、Natural Resources Defense Council(自然資源保護協議会)は、"原子力は気候問題への万能薬ではない。大惨事になり得るのが電子力の弱点。安全性は重要。環境問題解決につながるベストな方法は原子力ではなく再生可能なエネルギー源の研究への投資を増やし、稼動中の巨大工場を解除することだ。"と対抗の立場からコメントをした。多くの科学者達は原子力をエネルギー源として使うのはリスクあるが、気候異常変動がおこすリスクに比べて小さいと見ている。
原子力発電はCO2を排出しない環境にやさしいとも言える。燃料は他の燃料と比べて比較的安いという経済的に有利な部分もある。しかし、上で述べたように一つ間違えば大惨事につながる可能性が高いという弱点がある。その影響は経済だけじゃなく生態にまで及ぶ。
また、原子燃料と原子ゴミは放射性物質を何百年、何万年、何億年というとんでもない長い間出し続けるのでどこまで安全を完全にコントロールできるかが疑問だ。おそらく不可能だろう。
土を何百メートル下まで掘って、特殊なボックスに入れて放射性物質出さなくなるまで保管するという国もある。他の国のどこかに埋めてしまっている国もある。
日本は面積が小さい、地震が多い島国である。少なくても土の下に埋めるという方法には無理が多いかと。いくら深く埋めても自然災害に影響を受けず完全にコントロールできるとは思えない。また、ゴミは増え続ける。どこに埋めるかという問題も出てくる。
どうするか。一人の社会人として考えればやらなければ行けないのは脱原発だ。そして、現在直面している汚染問題解決に全力を尽くす。問題を現在の一箇所にとどめる。新しいエネルギー源となる安全な方法発明、開発研究に目を向ける、応援する。エネルギーのオーバーユーズ、つまり無駄をなくす。実際問題、日本の現状や過去の経験、原子力というものの恐ろしさを伝える。これしか進む道は無い気がする。
日本は環境への意識は非常に高い国でもある。そのノウハウや実績を他の国に伝授する教育の部分でも活躍するべきだと思う。環境問題は一国の取り組むことではなく全世界が取り組むべきことだからね。