地球から森が消える

2013/11/16

上図は2000-12間森林の変更を示す。緑:森林が示す地域、赤:森林が失われた地域、青:森林が増えた地域、ピンク:減少と増量両方。地球の森が減少し続ける。Google Earth技術チームのサポートで地球の森林の状態を鮮明に映した高解像度の地図が作成されました。2000年から2012年までの12年間で人工衛星から撮影された650000枚写真を比較すると地球の森林が猛スピードで減少していることがわかったという。2000年には地球陸の32688000平方キロを森が示していた。

しかし、次の12年間でその2300000平方キロが人間による切り出しや山火事、自然災害や疾患などにより失われたという。研究期間中800000平方キロの森が再生に成功しているがその差分となる1500000平方キロの森林が完全に失われてしまった。その面積は世界19番目の大きさの国である中央アジアのモンゴルの面積(1564116平方キロ)とほぼ同じことになる。
ブラジルなど森林を守る対策をとって状況を改善している国もあるがインドネシア、マレーシア、パラグアイなどの国では森林が減る一方だという。研究データによれば、ブラジルでは特に2003年から2004年、2010年から2011年で森林の減少を半分以上抑えることができたという。
一方、インドネシアでは年々森林の減少が増えており特に2011年から2012年の間20000平方キロ以上の森林が失われたという。これは平年と比べて50%以上森林の減少が進んでしまったことになるそうだ。また、マレーシア、パラグアイ、カンボジアの森林減少のスピードが最も早いという。アジアの熱帯の森林に生息する生命体にもそのダメージは大きい。特にほとんど熱帯の森林の木上に生息するオランウータンはこの75年間で80%近く減少し絶滅危機にある動物になった。その主な原因は開発や森林火災による生息地の破壊にあるという。
地球全体の陸の面積は148940000平方キロでありそのおよそ3分の1を森林が示しているというデータがある。それは49646667平方キロとなるので単純計算すると400年あまりで森林というものが地球から完全になくなることになる。これはあくまでも単純計算であり、農業や産業の拡大そして地球の異常気候による自然災害、温暖化、砂漠化などが盛んになっている今その減少スピードはさらに早めることは間違いないでしょう。