- この仕事を期限内に終わらせなかったらどうしよう。
- この人僕に限って厳しいことを言うな。私のことはきっと嫌いでしょう。
- 朝が寒くなってきた。絶対風邪引いてしまうな。
- 抜け毛が多くなった。止められない人ほとんどだからな。。。
- 何でそんな馬鹿なことを言ってしまったんだろう。僕はだめな人間だ。
- 景気が悪くなった。給料が落ちて生活が厳しくなるんじゃないかな。
ある研究によればその原因は、人間の習慣的な行動にあるという。よく考えればほとんどの人は朝おきて何かを食べて仕事にいく、仕事の内容も頻繁に変わることもなく同じことをやる、仕事が終わったら家に帰る、晩ご飯を食べる、家族と過ごす、寝るといったことをずっと繰り返す。これは多分一番多いと思われる一般のサーラリマンの一例だが、異なる行動パターンでも大体同じことの繰り返しで生きているのではないでしょうか。研究によれば、考えることも例外ではなく一日に考えたことの90%くらいが昨日考えていたこと、一昨日も考えていたことでありそれを繰り返しているという。つまり習慣的な考えをするということになる。問題なのはその習慣的な考えのおよそ80%が不安や恐怖といったネガティブな方向に向いてしまうことにあるという。世界的な脳や精神の研究家、医者でもあるダニエル・エイメン氏はこのような習慣化されたマイナス思考をANT(Automatic Negative Thought:自動再生式悲観思考)と呼んでおり、ANTが次々に押し寄せてくれば人間のほとんどの生命機能に悪い影響を与えるという。
それに裏付けるようにアメリカ国立衛星研究所が脳の血流や脳活動の研究したところ、ネガティブなことを考える時脳の不安やうつ状態を引き起こす部分を刺激される。一方ポジティブなことを考える時脳はリラックス状態になりやる気やクリエイティブな考えを発生させることがわかったという。
それに裏付けるようにアメリカ国立衛星研究所が脳の血流や脳活動の研究したところ、ネガティブなことを考える時脳の不安やうつ状態を引き起こす部分を刺激される。一方ポジティブなことを考える時脳はリラックス状態になりやる気やクリエイティブな考えを発生させることがわかったという。
そもそも人間はなぜ不安や恐怖といったネガティブなことを考えてしまうのでしょうか。大昔、我々の祖先は生きるか死ぬかという厳しい自然を生き抜くためにあらゆる危険を察知し注意をしながら暮らしていた。そうしているうちに警戒心というものを身につけました。そしてあらゆる危機を経験しているうちに命の危険がある出来事や注意することが脳内の神経回路に先に焼きつくようになりそれが現代人に受け継がれたそうだ。考えてみれば、嫌な思いほど頭に長く残る傾向がある。また、何かをはじめる、例えばビジネスをはじめる時はまずリスクを考えてしっかり計画をしないと実行に移せない人はほとんどではないでしょうか。何が起こるのか知らないのに単なる思い込みで行動しているに過ぎないことなのです。宗教的な話になるが人にはあらゆるものを引き付けるエネルギーがあり、考えたことが反映されてやってくるという。現実例が多いというのは不思議だ。
では、ずっとネガティブ思考に支配されて、幸せを存分に味わえないまま生きていくのか。この命を大事にして、できる能力を十分に使えて楽しく生きていかなければならない。ネガティブ思考の古い神経回路を崩して、ポジティブ思考の新しい回路を作らなければいけない。
人の脳は非常に柔軟で環境に対応する能力は抜群にいいという。それは現代人ができ上がるまでの過程で身についてきた一番の能力だ。考えることや行動を意識して変えていけば脳はそれに対応できるように変わってくる。最初は難しかったことが練習や訓練すれば必ずできるようになる。これは現実的に誰でも体験することであり人間が変わるということの証拠なのだ。
日々ポジティブなことを考えるように努力しよう。最初は意識的にやらないとうまくいかないかもしれないがやっているうちに自然にできるようになるでしょう。うそでも笑顔を作ってみよう。有名な話だが、脳は作り笑いと本当の笑いを区別できない為、うその笑いでも本当の気持ちいい笑いと同じ効果があると言われている。また、ラフタヨガ(笑うヨガ)も有名だ。自分をほめてみよう。誰しも何かしらいいところが必ずある。それを見ないだけか見て見ぬふりをしているだけさ。
何といってもポジティブなことを考えて笑顔で歩くことは気持ちのいいものです。誰でも生きていく中、解決しないといけない難題に直面する。ネガティブに考えて解決できていれば別だが、そうじゃなければネガティブに考えることは無意味なことだ。それよりポジティブに受け止めてやる気のある状態で解決方法を探した方が賢い。人間にはどんな問題も解決できる力がある。その力を発揮できるのをネガティブ思考が邪魔しているだけだ。毎日ポジティブなことを考える習慣をつけて、実施していけばネガティブ思考に邪魔されない頑丈のポジティブシンカーになれることは間違いない。何より、大事なのは本人が幸せを感じて生きていくことだ。
No comments:
Post a Comment