情報時代に求められる職種

2013/11/21

アメリカの有名求人サービス機関であるTheLaddersの独自調査によれば、人気職種トレンドがマネージャ・管理者から科学や数学者、コンピュータ技術者、エンジニア職といったより細かい技術力を求める職種に急激に変動しているという。
この5年で最も人気度や社会的ニーズが上がった10つの職種の内7つがソフト開発やデータ設計関連の技術職が示している。調査データによれば、2008年から2013年で最もニーズや人気度が上がった職種は次の通りです。
1.  DevOps engineer(DevOpsエンジニア)
DevOpsはDevelopmentとOperationsを短くしたもので、ソフト開発や開発したソフトを管理したり、開発環境を整えたり、サーバーを監視したりする役割を持つ仕事。インフラエンジニアやシステム管理者と呼ばれることもある。
2.  iOS developer(iOSデベロッパ)
Apple社が開発・提供しているOS環境でソフト開発を行う技術職。
3.  Data scientist(データ・サイエンティスト)
統計や数学、コンピュータ能力・知識を生かしあらゆるデータを処理し、会社に必要な分析を行う仕事。コンピュータの高度な知識を持つ管理職というイメージですかね。
4.  UX designer(UXデザイナー)
UXはユーザー・エクスペリエンスのことで、会社が提供している製品やサービスが利用者にどれだけ満足感を得られるか示している。お客さんが満足できる商品やサービスを設計できる能力を必要とする職種。総合的な能力を求められる仕事。
5.  Staff accountant(スタッフ会計士)
企業の財政をはじめ、スタッフの給料まであらゆる会計にかかわる業務を行う仕事のようだ。
6.  Paralegal(準弁護士)
ライセンスを持つ弁護士をアシストする仕事。また、法定で定められる範囲で法律的なアドバイスをできる仕事のようだ。
7.  UI developer(UIデベロッパ)
ユーザ・インタフェース設計の目標はユーザーが商品の使い方に困ることなく使えるようにすることです。ユーザが使いやすいものを設計・開発する仕事。
8.  Administrative assistant(アドミン・アシスタント)
日本には庶務課秘書や総務課秘書といった役割があるようです。いわゆる管理側をあらゆる面でサポートやアドバイスをする仕事のようだ。
9.  Android developer(Androidデベロッパ)
Googleが開発・提供するAndroid OS環境でソフト開発を行う技術職。
10.  Business intelligence developer(ビジネス・インテリジェント・デベロッパ)
データ・エキスパートとも呼ばれるらしい。コンピュータやシステム開発、データベースについて専門知識を求められる職種。
日本とは職業環境や職種と多少異なる部分があると思うが大体のイメージをつかめたでしょうか。
このうち、DevOpsエンジニア、iOSデベロッパ、データ・サイエンティスト、Androidデベロッパの4つは5年前に存在していなかった職種だそうだ。一方5年前までは人気が上がっていた”マネージャ”がつく職種のニーズが25%落ちているという。収入の面でもその傾向があるようだ。
コンピュータ技術によるビジネスモデルが拡大している現代、当然といえば当然の結果だ。アメリカ発の技術が主流になっている今、職種のニーズや人気の流れは我々日本も含め他の国々にも伝わっているに違いない。自分の身は自分で守る。