現代に活きるDa Vinciの発明

2013/11/27

絵画、彫刻、建築、音楽、科学、数学、工学、解剖学、地学、地誌学、発明、植物学など。
彼の関心を持っていた分野は実にさまざま。しかもどれをとってみても深いというところがすばらしい。ここまで誰もが思っていることに違いない。
その中唯一、彼が生きていた時に趣味程度で収めた分野がある。これは発明だ。Da Vinciはもの作り、エンジニアリングには興味を持っていたが実際にはほとんど作ったことがなくそのアイディアを公開もせずにノートだけに留めた。そして、そのノートが見つかるまで数々のアイディアを誰も知らなかった。もし、当時そのすばらしいアイディアを形にして開発していたら技術の歴史どのように変わっていただろうか。想像するだけでもったいないという気持ちもあるがわくわくする。よく考えると彼が生きていた15から16世紀は宗教以外の発想で「変なこと」を言ったらすぐ殺してしまう時代だったからね。言わなくて良かったかも知れない。
また、その時代の道具でDa Vinciの複雑なモデルを作ることさえできなかった可能性も否定できない。現代の技術で彼の想像していた機会を再現し始めている。では、彼のすばらしいアイディアについて調べたことを紹介しようと思います。
1.ボール軸受(Ball Bearing)
ほとんどの人がどこかで見たことがあるものだ。2つの軌道輪で玉を囲み、玉を通して荷重を伝達するという作りになっている。回転時の摩擦を軽減する特徴があるのであらゆる機械に使われている。ローマ帝国でも使われていたという説もあるが、Da Vinciのオリジナルアイディアという研究家が多い。
2.パラシュート(Parachute)
これも知らない人がいないと思います。下に向かう重力とそれを抵抗する空気の原理を利用した乗り物。大気がなければ下に落ちる、重力がなければ上に跳んでしまう。大気があるからこそ下に落ちるスピードを落とし安定した飛行が可能。1783年、フランスで再発明されパラシュートという名前がついた。Da Vinci、ノートに次のように書いている。”すごい高さから怪我なく飛べることが可能”。パラシュートは21世紀になってから実際に作られたがDa Vinciが想像した通りのものになった。

3.羽ばたき飛行機(Ornithopter)
パラシュートは怪我なく飛び降りることを可能にするが、羽ばたき飛行機は羽を動かすことで自由自在に飛行ができるように発明された。現代の飛行機とは異なり、鳥のような構造をしているのが特長。自動というより人力をかなり必要とする。実用化には向いているとは思えませんが、彼の鳥のように飛ぶという思いがかなり詰まったアイディアと言えます。
4.複数バレルのマシンガン(Machine Gun)
彼は戦争が嫌い。ただこのようなものを作れば生活費を補うんじゃないかという思いからモデルしていたという説もある。モデルは作ったが彼のモデルが実際に銃となることはなかった。
5.潜水服(Diving Suit)
15世紀Veniceで生活していた彼の興味は当然ながら海にもぐっていた。当時はかなり変わったアイディアだったようだが、今はもう当たり前のものでこれが無いと活動できない職業も存在するくらいだ。彼の考えたのは、重りをつけて浮かないようにし、空気がいっぱい入った袋を海面に浮かせてホースとつなぐことで息をするという仕組みだった。外見として主に革で作られ、ガラス張りの  マスクをつけたことで水中でも見れる工夫もした。また、排尿するボトルも用意することで長い時間水中にいるように作っている。
6.戦車(Armored Tank)
ミラノ公国のルドヴィーコ・マリーア・スフォルツァに働いていた時、自分をアピールするために作成したものだという。海がめのような形をして、中から撃つことができる36本の銃が固体の周りについている人力で動くものだった。8人の人が中に入り、人の歩くスピードで前身しながら銃を撃ったり、外から守られたり。もし実際に作られていれば当時ではかなり手具合武器になったでしょうね。ただ、研究家達が調べたところ前と後ろの車輪がお互い反対方向へしか回ることが無いような構造していた。モデルをそのまま作れば動かない構造になったいた。なぜ、そんな偉大の思考家がこんな単純なミスをするのか疑問だが、ほとんどの研究家はDa Vinciは戦争が嫌いだったので意図的に動かないものをデザインしたと見ている。また、自分の作ったモデルが敵に渡ることを恐れてわざとこの用に作ったという研究家もいる。
7.自走車(Self-Propelled Cart)
世界初の車とも呼ばれているもの。運転手なしで自分で動くまさに自走車です。ロボットカー。実際のメカニカルな部分は明確に書かれていないが想像を含めて現代によみがえったの図のようなものになった。ただ、一番の特長は時計と同じように歯車がメインなもので、前進するもしく右に曲がるという動き方をしたいた。また、一つ賢いのは動きをある程度プログラム化できていたことだ。歯車がどれ位回ったらとまるとか、右に曲がるとか予め設定できていたかも知れない。おもちゃとして作ったのか実用を考えていたのかまだ不明のようだ。
8.未来の町計画(City of the Future)
Da Vinciが生きていた1400世紀のミラノは犯罪の町としてヨーロッパで有名だった。これはDa Vinciの目に町構造が影響していると写っていたそうだ。彼も健康的で住みやすい町作りをしたいとこの計画に価値観を抱いていた。綺麗な空気が町に入るように建物の配置を決めたり細かいところまで計画されていた。水道システムまでこの計画に含まれていた。しかし、資金面で投資してくれるところが無く実現されることは無かった。Da Vinciは芸術、建設、エンジニアリングおよび発明など自分が持つ全ての能力この理想な町作りに注いだとも言われている。もし、当時この計画が実現に至っていたら今のミラノはどのように変わっているでしょう考え深いです。
9.空中スクリュー(Aerial Screw)
直径4.5メートルもあり、4人がかりでスパイラル形の。羽を回し十分なスピードになれば飛ぶという仕組み。このアイディアも実際に作られて試されたことが無い。このモデルが1940年代に開発された現代の飛行機に反映されているといわれている。

10.ロボット騎士(Robotic Knight)
世界初の人間型ロボットとも言われている。Da Vinciは人間の体の構造やどのように動いているのかかなりの時間を通やして研究していた。そして、筋肉はどのように骨を動かしているのか理解し、その仕組みを機械にも応用できるのではないかと思っていたようだ。これもまた実現されたことが無いがロボット開発者のMark Rosheim氏によって2002年にNASAの惑星探査ロボットの一部分にも応用された。
11.人体の調和 (Proportions of Man)
2体の重なった裸の男性が両手脚と足を別方向に伸ばして囲んでいる円と正方形に内接しているこの絵を知らない人は多く入るに違いない。男性の理想的な体のバラスを示す図といわれている。これによれば以下の条件が整っていればバラスのいい体系といえるそうだ。
  • 頭頂から顎(あご)の先までの長さは身長の1/8と等しい
  • 肩幅は身長の1/4と等しい
  • 顎から鼻までの長さは頭部の1/3と等しい
  • 手の長さは身長の1/8と等しい
  • 耳の長さは顔の1/3と等しい
  • 腕を横に広げるた長さは身長と等しい
  • 身長は肘(ひじ)から指先の長さの4倍と等しい
などきめ細かく理想的な体のバラスの条件を設定している。
ちなみにDa Vinciは190センチを超える大男で当時としては非常に目立つ存在だったようだ。
人は発明する、作る、発展させる。残念ながら破壊もしてしまう。