栄養ドリンクに注意!

2013/12/04

栄養ドリンクにはまっていませんか。
ドイツのボン大学のある研究チームによれば、日本でも売られているRedBull、Monsterなどの栄養ドリンクは心臓の正常の働きを壊し、必要以上に負担をかけることを証明したという。アメリカでは2013年、およそ21000人が何らかの形で栄養ドリンクとかかわる理由で病院に運ばれているという驚きのデータもあり、本チームは原因を探るために研究に乗り出したそうだ。
研究にボランティアで参加した17人に栄養ドリンクを飲ませて変化をMRIで調べたところ、飲んだ後1時間位経つと短い間心臓の働きが活発になり、心拍数が上がるという共通点が参加者全員に見られたという。特に体中に酸素を含む血液をポンプする役割を果たす心臓の左心室の働きに大きな変化が現れたという。これが心臓への負担となり死にいたることもありえると報じた。実際にアメリカである若者がバスケ練習後に栄養ドリンクを飲んで体調が急変に亡くなられたというニュースも最近あったばかりだ。
一般の栄養ドリンクは主に各種ビタミンやタウリン(アミノエチルスルホン酸)、カフェインを含んでいる。研究チームの博士Jonas Dörner氏によれば、特にカフェインは栄養ドリンクに多く含まれておりカフェインを含む飲料のであるコーヒーやコーラーの3場合もあるそうだ。カフェイン自体は、コーヒーやお茶などほとんどの人が日常的に使っているもので適量に摂取すれば問題ないが過剰に摂取すれば、心拍数を上げる、血圧を高めると言った心臓や脳神経に直接影響を与える副作用がある。この作用がある為薬物としても使われることがある。
研究チームによれば、栄養ドリンクの体への影響を大体突き止めたがその仕組み、どのようなプロセスで体に影響をあたえるのか、どのくらいの量を摂取すれば適量というのか、その効果がどれ位続くのか、又心臓病の患者にどのように影響するのかなどさらに研究を続ける予定だと言う。
一方、大手飲料メーカMonster飲料コーポーレーションは本報告に対して当然ながら、”単なる人騒がせ”として批判し、スターバックスのPike Place Roastというコーヒーには180ミリグラムのカフェイン含まれるが同じ量のMonsterエネルギードリンクには92ミリグラムが含まれるとカフェインの量が少ないとアピールした。この対立も長く続きそうだが、何より人の健康が大事だ。
研究チームは、さらに研究結果近いうちに展開すると伝えて、それまでは少なくても子供や心臓病の方、栄養ドリンク摂取をできるだけ避けるように呼びかけた。